初心者のための株取引入門ガイド>決算の見方とは その2

決算の見方とは その2

決算の見方において、重要な項目を説明していきます。

●1株当たり当期純利益を見る
「1株当たり当期純利益」は、項目名が別名「1株当たり当期税引き後利益」であったり「EPS」であったりすることがあります。

もし「1株当たり当期純利益(1株当たり当期税引き後利益・EPS)」の項目がなければ、以下のように計算してください。

EPS=当期純利益(または当期税引き後利益)÷発行済株式数

「1株当たり当期純利益(EPS)」が分かったところで、さらに以下のような計算をします。

PER(株価収益率)=現在の株価÷EPS

この株価収益率(PER)は、その銘柄の株価水準を分析する際に重要な役割を果たします。
PERは、現在の株価が割高か割安かを判断する指標となります。

PERの判断の目安は、以下の通りです。

20以下の場合・・・株価は低く評価されている
20〜50の場合・・・株価は普通の水準にある
50以上の場合・・・株価は実力よりも高く評価されている

●来期の連結業績予想を見る
決算短信の来期業績予想にも注目しましょう。
この業績予想は、企業自身が予想している数字です。

予想が変更になる場合は、証券取引所を通じて公表されます。
この業績予想は、中間期のものではなく「通年」の数字を見て判断します。

次期業績予想には「1株当たり予想当期純利益(EPS)」が記載されていることがあります。

今期と来期のEPSを比較することにより、今後株価が上がるか下がるかを予測することができます。

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