初心者のための株取引入門ガイド>会社四季報とは その2

会社四季報とは その2

株式上場企業の情報を載せている、会社四季報資産状況欄について説明します。

資産状況
●株式
日付時点での発行株式数、および、売買単位を表しています。
[貸借]は信用取引の貸借銘柄のことです。
時価総額とは、発行済み株式数×株価です。
時価総額の後ろの[225]とは、日経225採用銘柄ということを指します。
[MM]とは、ジャスダックのマーケットメイク銘柄のことです。

●財務
最新の貸借対照表の数値が載っています。
<>の中の数字は、決算期です。
総資産とは、株主のお金と会社の利益の合計(株主持分)から借入金・未払い金などの負債を合計したものです。
株主持分とは、自己資本のことで、株主のお金と会社の利益の合計です。
株主持分比率とは、総資産と株主持分の比率です。
資本金と利益剰余金は、純資産の一部です。
有利子負債とは、利息つきの借金のことで、借入金や社債などのことです。

●財務指標
ROEとは、Return on Equityのことで、純利益÷株主持分を表します。
ROAとは、Return on Assetのことで、純利益÷総資産を表します。
調整1株益とは、転換社債やワラント債が将来株式に転換される可能性がある場合の、1株あたり利益のことです。
設備投資や研究開発費の金額によって、先行投資の度合を見ることができます。

●キャッシュフロー
営業CFとは、営業活動によるお金の流れのことです。
投資CFとは、有価証券・生産設備・土地などを売買することによって生じるお金の流れのことです。
財務CFとは、資金調達のお金の流れのことです。

営業CFがマイナスの場合、事業を継続する資金が不足していくことが考えられます。
キャッシュフローは、過去の結果も分析することが必要です。

「会社四季報とは その3につづく」

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