初心者のための株取引入門ガイド>ピーター・リンチとは

ピーター・リンチとは

ピーター・リンチは、アメリカで最も成功したと言われる有名なファンドマネージャーです。

ピーター・リンチは、世界大手の株式ファンドである「マゼランファンド」を指揮し、13年間で25倍のパフォーマンスを実現した人物です。

ピーター・リンチの投資理論は、日常生活など身近なところにヒントを得るという単純な手法です。
しかし、そのシンプルな投資手法により、多くの投資家から支持を得ています。

ピーター・リンチは徹底した企業調査をおこない、投資先となる企業の株価が安くなっている時に購入し、10年以上の長期間にわたって保有します。

企業が成長し、株価が上昇するまで売却することがありません。
リンチはこの方法により、10倍増銘柄(テンバガー)を多数保有しました。

リンチは投資を行う際、銘柄を6つのカテゴリーに分類します。
それぞれのカテゴリーごとに株価の動きに特徴があると分析しています。

●低成長株
巨大で歴史があるが、成長率が低い企業。
高配当の場合が多い、ディフェンシブ銘柄。
株価の伸びも期待できない。

30〜50%値上がりするか、ファンダメンタル悪化で売却する。

●優良株
大企業だが低成長株以上の成長を期待できる企業。
利益が期待出来るが、10倍株(テンバガー)とはなりにくい。

PERが高くなった場合、または、新製品が1年以内に利益を得る可能性が少ない場合に売却する。

●急成長株
年20〜25%の成長を続けられる企業。
株価が急騰する場合が多いが、急上昇後の失望売りは長引く。
ハイリスク・ハイリターンである。

●市況関連株
売り上げと利益が上下する企業。
景気に敏感な株なので、売買のタイミングが重要。
在庫の増加、市況が悪化した場合に売却する。

●業績回復株
倒産寸前から立ち直った企業。
大化けする可能性がある。
業績が倒産の危機が去った時、急成長株や市況関連株に区分された時、借入金が増加に転じた時に売却する。

●資産株
土地、不動産などを資産を豊富に所有している企業。
バランスシートには現れにくい、特許権・ブランド・資源採掘権などを保有している企業。
買収標的とされた場合に売却する。

上記の6つの特徴は、長期投資をする上で良い参考となる考え方です。

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