ジム・ロジャーズはアメリカの投資家であり、ジョージ・ソロスの元パートナーであった人物です。
1973年、ジム・ロジャーズはソロスとともに「クォンタム・ファンド」を設立しました。
このヘッジファンドは10年の間、ダウ工業指数は20%上昇したにすぎなかったにもかかわらず、3365%のリターンを得ました。
ジム・ロジャーズは「クォンタム・ファンド」の成功を見届けたあと、1980年に仕事を引退しています。
その後、世界中を自動車やバイクで回る冒険家となり、世界を自分の目で見つめ、有望な新興国への投資を行いました。
また、割安で成長性のある投資先を発見するため、ジム・ロジャーズは自分の足で直接現地へ赴き、徹底して調査することで有名です。
自ら研究し、他に先んじて有望な投資先を見つけだす能力に長けている人物であるといえます。
また、ジム・ロジャーズの様々な言葉が記録されています。
「ロシア政府や、世界銀行から発表された情報を信じるなんて、正気か? 」
「自分で調べた会社の株を買いなさい。さもなければ、家で映画を見ているほうがいい。」
「幸運は、常に努力を怠らない人のもとへ訪れる。」
このような発言は、他人からの情報をそのまま信じることなく、自分で努力&探究し、自らの目で確認したことを重要視する、というジム・ロジャーズの投資理論を伺うことができます。
現在のジム・ロジャーズ氏は、商品市場に目を向け、商品を投資対象としたロジャーズ国際商品指数(RICI)を開発し、商品投資に力を注いでいます。
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