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株の税金とは

株の税金とは、「キャピタルゲイン課税」または「有価証券譲渡益税」といい、1年を通じて利益が発生した場合のみかかります。
株の利益合計(譲渡益)がゼロ以下になる場合、課税はありません。

2008年現在は「優遇税率」となっており所得税7%・住民税3%の合計10%税率ですが、この優遇税率が撤廃されると所得税15%・住民税5%の合計20%の税率となってしまいます。

※譲渡益については2009年1月から、上限額を超えた場合に本来の20%課税となります。
上限額については300万〜500万円となる方向で、延長期間は2年程度となる予定です。

損失が出た場合は確定申告によって「上場株式等に係る譲渡損失の繰越控除」の適用を受けることができます。

1月1日から12月31日までの1年を通じて損失が発生した場合は、翌年以後3年間の株式等の譲渡益と相殺できます。
きちんと確定申告をして翌年の利益から損失分を差し引いてもらい、課税額を減少させましょう。

税金の支払い方法は、証券口座の種類によって違います。

証券口座には、以下のような種類があります。
それぞれの納税方法を確認しましょう。

●源泉徴収ありの特定口座
株を売買するごとに、証券会社が税金を計算して差し引いてくれます。
確定申告をする必要はありません。

ただし、損失が出た場合は税金が戻ってきますので、確定申告によって還付請求をしてください。
また、複数の口座がある場合は、通算して確定申告をすることになります。

●源泉徴収なしの特定口座
証券会社が1年間の株取引の損益を計算し、「特定口座年間取引報告書」が送付されます。
その報告書を添付し、確定申告をする必要があります。

●一般口座
自分で1年間の株取引の損益を計算し、確定申告をする必要があります。

株取引で利益を得ていると税金について考えが及ばないことがありますが、「源泉徴収ありの特定口座」以外の方は税金のしくみについて、きちんと理解しておくことが大切です。

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