日本国内に居住していても、外国株投資を行うことができます。
外国株はアメリカ株・欧州株の他に、BRICs諸国(ブラジル株・ロシア株・インド株・中国株)などがあります。
取り扱っている外国証券の種類は、証券会社によって違いがあります。
日本の証券会社が主に取り扱っている外国株は米国株ですが、その中でも「ダウ採用銘柄」「時価総額上位銘柄」「IT関連の代表銘柄」「知名度の高い銘柄」「顧客の要望の高い銘柄」などを中心に取引されています。
日本の証券会社では、アメリカ以外の国の株式については、米国証券市場のADR(米国預託証券)を利用して外国株取引をすることが多く見受けられます。
ADRとは、アメリカ証券市場の中にある外国株市場のことです。
BRICsの銘柄などは、このADRで取引されることが多いといえます。
外国株投資するときの注意点は、以下の通りです。
●アメリカ株には、値幅制限がない
日本の株式市場には「ストップ高・ストップ安」がありますが、価格の変動範囲に限度がないため、暴騰・暴落に対する注意が必要です。
●為替レートの変動
外国株を取引では、まず外国通貨を購入後、欲しい外国株を購入します。
したがって、為替の変動により外国株が上昇しても、円高になると損をしてしまうこともあります。
●手数料など
日本円を外貨に交換する際に、為替手数料が必要です。
その他にも日本の株取引と同様、株の売買手数料が必要となります。
外国株取引は日本株取引とは違い、オンラインチャートなどの設備がまだ整っていないため、リアルタイムの取引は難しいといえます。
また取引時間も時差があるため、よく考えて外国株投資をおこなってください。
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