初心者のための株取引入門ガイド>外国株取引とは

外国株取引とは

外国株取引とは、日本に在住していながら、外国の証券市場で上場している外国株式を取引することです。

外国株取引は、1973年に「東証外国部」がスタートし、2005年には「東証第1部」に編入されました。

外国株の取引を行う方法は、以下の通りです。

●日本の証券取引所に上場している外国株を売買する

近年では、外国企業が東証第1部・マザーズ・ヘラクレスなど、日本の証券取引所で上場するようになりました。

外国株式を取引する場合、「外国証券取引口座設定約諾書」を証券会社に提出するだけで、日本株と同様の取引ができます。

この場合、株の取引は円建てとなり、株価も円で表示されます。
さらに、株主に公開されるレポートや報告書なども日本語で記載されているため、利便性がよくなりました。

ただし、外国株の銘柄数は少なく数十銘柄程度しかありませんので、株銘柄の選択が限られてしまいます。

●外国株を取り扱っている証券会社で外国株売買の取次をしてもらう

証券会社によって、取り扱っている外国株銘柄は異なります。

アメリカのニューヨーク証券取引所やナスダックなどのアメリカ株式、香港証券取引所の中国株式などの取次をしている証券会社があります。

証券会社で日本株の取引口座とは別の外国株用取引口座を開設します。

売買手数料は、日本の証券会社と現地の証券会社の両方に支払うことになりますので、日本株取引よりも手数料が多くかかってしまいます。

さらに、売買通貨が円ではなくドル・ユーロなどの外国通貨建てとなっており、為替変動への注意も必要ですし、日本とは株式取引における法律や制度も異なります。

また、株主に公開するレポートや報告書などもすべて外国語であるため、一般の個人投資家にとって複雑なことが多く、注意を要します。

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