初心者のための株取引入門ガイド>オプション取引の合成ポジションとは

オプション取引の合成ポジションとは

オプション取引のポジションとは、オプション(権利)を持っているという状態を指します。

オプション取引ではポジションを組み合わせることによって、損失を回避することを目的とした取引ができます。

ポジションを組み合わせた取引を「合成ポジション」といいます。

合成ポジションとは、コールオプションの売り・買い、プットオプションの売り・買いの4種類のポジションの中で、2種類を組み合わせることをいいます。

人気のある取引方法として、同じ限月で権利行使価格が異なるオプションを売買するスプレッド取引があります。

合成ポジションの取引パターンは、以下の通りです。

【バーティカル・スプレッド取引】
同じ限月のオプションを組み合わせたポジションのこと。
相場の先行きが横ばいの状態のときに取るポジションとされている。

●バーティカル・ブル・スプレッド取引・・・
相場が横ばいだが、これから上昇すると判断したとき

●バーティカル・ベア・スプレッド取引・・・
相場が横ばいだが、これから下落すると判断したとき

【コンビネーション取引】
コールオプションとプットオプションの「買い」、コールオプションとプットオプションの「売り」など、違った種類のオプションを組み合わせたポジションのこと。
ストランドルとストラドルという合成ポジションがあり、それぞれにロング(買い)・ショート(売り)の取引を行う。

●ロング・ストラングルとロング・ストラドル・・・
相場が大きく変動すると判断したとき

●ショート・ストラングルとショート・ストラドル・・・
相場が横ばい状態になると判断したとき

オプション取引において、損失を回避しながら利益を得るという意味で、合成ポジションは大切な投資戦略といえます。

スポンサードリンク
スポンサードリンク
RSS1.0  |   RSS2.0  |   ATOM  |   プライバシーポリシー  |   お問い合わせ
livedoor Readerに登録   Bloglinesに登録   Add to Googleに登録   はてなRSSに登録   My Yahoo!に追加   Rojoに登録