オプション取引は「あらかじめ決められた期日」までにオプションを売買する、という取引です。
オプション取引の限月とは、オプション取引を行う際に「あらかじめ決められた期日」を迎える月のことで、決済月を意味します。
オプション取引には決済期日があり、日経225オプション取引では毎月、限月(げんげつ)を迎えます。
日経225オプション取引の最終取引日は「毎月の第2金曜日の前日(毎月第2木曜日)」であり、最終決済日は「毎月の第2金曜日」ということになります。
それぞれの限月は「200●年X月限(ぎり)」という呼ばれ方で区別されています。
オプション取引の限月期間は以下の通りです。
●3月・6月・9月・12月限の取引期間・・・1年3ヶ月
●1月・4月・7月・10月限の取引期間・・・5ヶ月
●2月・5月・8月・11月限の取引期間・・・4ヶ月
【例】 取引開始日 最終取引日
200●年1月限 200□年8月第2金曜日 200●年1月第2木曜日
200●年2月限 200□年10月第2金曜日 200●年2月第2木曜日
200●年3月限 200◇年12月第2金曜日 200●年3月第2木曜日
200●年4月限 200□年11月第2金曜日 200●年4月第2木曜日
200●年5月限 200●年1月第2金曜日 200●年5月第2木曜日
200●年6月限 200□年3月第2金曜日 200●年6月第2木曜日
200●年7月限 200●年2月第2金曜日 200●年7月第2木曜日
200●年8月限 200●年4月第2金曜日 200●年8月第2木曜日
200●年9月限 200□年6月第2金曜日 200●年9月第2木曜日
200●年10月限 200●年5月第2金曜日 200●年10月第2木曜日
200●年11月限 200●年7月第2金曜日 200●年11月第2木曜日
200●年12月限 200□年9月第2金曜日 200●年12月第2木曜日
※□は●の前年、◇は●の前々年
つまり、オプション取引は常時8本の限月を、並行して取引することができます。
日経225オプション取引を決済する際には日経225先物取引と同じく、日経平均株価とは計算方法が異なる「SQ」と呼ばれる「特別清算指数」を基準に決済されます。