初心者のための株取引入門ガイド>オプション取引の証拠金とは

オプション取引の証拠金とは

オプション取引の証拠金とは、オプション取引を行うにあたり証券会社に差し入れる担保金のことです。

オプション取引の証拠金は、先物取引の証拠金などと違い「売り建て」する場合にのみ、証拠金が必要とされています。

オプション取引を「買い建て」する場合、は取引証拠金ではなく「買い付け代金相当の金額」を前受金として証券会社に差し入れることになっています。

「買い付け代金相当の金額」は、「オプション買付代金」とも呼ばれ、各証券会社独自の計算方法によって算出されます。

また、オプション取引を行うと同時に、先物取引において「売り建て」「買い建て」を一緒に「両建て」している場合は、先物両建て証拠金が必要になります。

オプション取引証拠金とは(売り建ての場合)】

必要証拠金=最低証拠金(SPAN証拠金×証券会社が定めた割合)−(※)ネットオプション価値の総額

(※)ネットオプション価値の総額=買いオプションの価値−売りオプションの価値

●買いオプションの価値
投資家が保有しているオプションを、市場で転売したときに得られる金額の予測値

●売りオプションの価値
投資家が売り建てしているオプションを、市場で買い戻したときに得られる金額の予測値

【オプション買付代金とは(買い建ての場合)】

オプション買付代金=単価×数量×1000

先物両建て証拠金とは
先物両建て証拠金は、各証券会社が独自の計算方法を設定し、算出されます。

オプションの取引中、最低必要証拠金が不足すると、その金額分を追加証拠金(追証)として証券会社に差し入れる必要があります。

翌営業日正午までに不足額を入金できなかった場合は、証券会社によって全建玉を決済されることになります。

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