先物取引のSQとは、スペシャル・クォーテーション(Special Quotation)の略で、特別清算指数算出日のことをいいます。
先物取引では決済期日があり、日経225先物取引においては3月・6月・9月・12月の第2金曜日となっています。
つまり、先物取引ができる最終日は、SQの前日(3月・6月・9月・12月の第2木曜日)までということになります。
先物取引ではSQの他に「限月(げんげつ)」という言葉もよく使われます。
限月とは、SQ月のことで3月・6月・9月・12月の決済月のことをいいます。
また、先物取引のルール説明において「あらかじめ決められた期日」という表現も多く用いられます。
これは「限月」のことを指しているので、注意しましょう。
1つの限月には1年3ヶ月の取引期間があるため、常時5本の限月を並行して取引することができます。
ある1つの限月取引が終わると、その翌日から新たな限月取引が開始されます。
また、それぞれの限月は「200●年●月物(もの)」または「200●年●月限(ぎり)」という呼ばれ方で区別されています。
限月のしくみは以下の通りです。
常に5つの限月取引が重なって取引されています。
【例】 〔取引開始日〕 〔最終取引日〕
200●年6月物 200□年3月第2金曜日 200●年6月第2木曜日
200●年9月物 200□年6月第2金曜日 200●年9月第2木曜日
200●年12月物 200□年9月第2金曜日 200●年12月第2木曜日
200◇年3月物 200□年12月第2金曜日 200◇年3月第2木曜日
200◇年6月物 200●年3月第2金曜日 200◇年6月第2木曜日
200◇年9月物 200●年6月第2金曜日 200◇年9月第2木曜日
200◇年12月物 200●年9月第2金曜日 200◇年12月第2木曜日
※□は●の前年、◇は●の翌年