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日経225先物の値幅制限とは

日経225先物の値幅制限とは、日経225先物取引において大阪証券取引所が「相場 の変動が行き過ぎている」と判断した場合、投資家を保護するために「値幅制限」が 設定されることを指します。

また、値幅制限の他にも大阪証券取引所では「サーキットブレー カー」を採用しています。

サーキットブレーカーとは、日経225先物の価格が急激に変動した場合に、大証の 判断で15分間取引を中断する(1日1回限り)という措置がとられることです。

この15分間は、投資家に冷静な対応をしてもらうための時間 であり、そのための中断措置といえます。

ちなみに、平日の午前10時45分以降にサーキットブレーカーが執行された場合は、午前の取引時間終 了までとなります。

また、午後2時45分以降はサーキットブレーカーの措置をとられることはありません。

【日経225先物取引の値幅制限】
〔基準値段〕         〔制限値幅〕
12,500円未満         上下2,000円
12,500円以上17,500円未満   上下3,000円
17,500円以上22,500円未満   上下4,000円
22,500円以上27,500円未満   上下5,000円
27,500円以上32,500円未満   上下6,000円
32,500円以上37,500円未満   上下7,000円
37,500円以上42,500円未満   上下8,000円
42,500円以上         上下9,000円

【日経225先物取引のサーキットブレーカー】
〔基準値段〕      〔基準値段からの変動幅〕〔理論価格からの乖離幅〕
12,500円未満         上下1,000円      上下200円
12,500円以上17,500円未満   上下1,500円      上下300円
17,500円以上22,500円未満   上下2,000円      上下400円
22,500円以上27,500円未満   上下2,500円      上下500円
27,500円以上32,500円未満   上下3,000円      上下600円
32,500円以上37,500円未満   上下3,500円      上下700円
37,500円以上42,500円未満   上下4,000円      上下800円
42,500円以上         上下4,500円      上下900円

(※)理論価格=現在の現物指数+理論べーシス(*)
(*)理論べーシス=前日の先物株価指数の終値×{(短期金利−配当利回り)}×当該限月取引の残存 日数÷365

日経225先物取引だけでなく、他の先物取引でも値幅制限やサーキットブレーカーが設定されていま す。

相場が急激に変化した場合は、狼狽することなく、気持ちを落ち着けて、冷静な判断を行うことが重 要です。

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