初心者のための株取引入門ガイド>先物取引の取引ルール

先物取引の取引ルール

先物取引の流れは、以下の通りです。

●日経平均株価が「上昇」すると予測した場合
先物買い(買い建て)→期日または期日までに決済(転売)→株価が上昇すれば利益、下落すれば損失

●日経平均株価が「下落」すると予測した場合
先物売り(売り建て)→期日または期日までに決済(買い戻し)→株価が下落すれば利益、上昇すれば損失

株式市場で取引されている先物取引には、以下の株式指数先物取引があります。

【大阪証券取引所(大証)】
日経225先物・・・日本経済新聞社が算出・発表する225の対象銘柄を単純平均した平均株価を 対象とした先物取引
日経300先物・・・日本経済新聞社が算出・発表する300の対象銘柄を単純平均した平均株価を 対象とした先物取引
日経225mini・・・日経225先物の最低単位を小さくし、投資金額を少なくした先物取引
RNプライム指数先物・・・ラッセル・インベストメント・グループと野村證券株式会社が開発 した「RUSSELL/NOMURA Primeインデックス」を対象とした先物取引

【東京証券取引所(東証)】
TOPIX先物・・・東証一部に上場している全ての銘柄の時価総額の合計を、1968年1月4日を基 準(=100)として指数化したTOPIX(東京株価指数)を対象とした先物取引

現在の株式市場に対して大きな影響を与えているのは、日経225先物取引だといえます。

日経225先物取引のルールを、以下に示していきます。

【日経225先物取引ルール】
取引時間
大阪証券取引所の取引時間に準じます。
前場・・・午前9時から11時まで
後場・・・午後12時半から3時10分まで

株式市場終了後の10分間は、先物を株式のヘッジとして利用するための時間といえます。
この10分間は機関投資家の取引が活発になり、翌日の日経平均株価の予測を反映する時間ともいえます 。

取引単位
1単位は、先物価格の1000倍です。
この最小取引1単位を「1枚」と呼びます。

約定代金=先物価格(日経225先物)×1000×枚数

※先物取引の注意点
日経平均株価が1万円以上の場合、1枚あたりの取引でも、約定代金は1000万円以上となります。
日経平均株価が10円変動しただけで、1枚あたり1万円も変動します。

呼値単位
呼値とは注文できる値段のことです。
日経平均株価は10円刻みの取引ですので、日経225先物も同じく10円単位の呼値となります。

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