初心者のための株取引入門ガイド>信用規制とは

信用規制とは

信用規制とは、信用取引により過熱してしまった株取引の売買を是正するために 導入される規制措置のことです。

信用規制の種類には、例として主に以下のようなものがあります。

【証券取引所の信用規制】
◆全面規制
全面規制とは、証券取引所が市場全体に対して規制措置をとることです。

●委託保証金率の引き上げ
●代用有価証券の掛目(かけめ)の引き下げ
●委託保証金に現金を差し入れる義務付け

◆個別規制
個別規制とは、証券取引所が個別銘柄に対して規制措置をとることです。

●日々公表銘柄への指定・・・残高が毎日発表されること
●新規空売り停止・・・新規の売り建て禁止のこと

【証券金融会社の信用規制】
●貸株注意喚起
信用売りが増加している銘柄に対して、注意を促します。
日々公表銘柄に指定され、信用取引残高が毎日発表されます。

●貸株申込制限
貸株注意喚起後も変化がない場合、貸借取引の申込が制限・停止されます。

●増担保規制(まし・たんぽきせい)
過熱銘柄の信用取引保証金率を引き上げます。

【証券会社の信用規制】
証券会社が独自に信用取引を規制すること。

信用取引規制が起こりやすいパターンを、以下に示します。
●信用買い残が、急激に増加したとき
●好材料もないのに、特定の銘柄が急騰したとき
●信用売りが、異常に増加したとき
●会社に社会的な信用不安が起こったとき

個別銘柄であっても、株式市場全体に影響を与えることがあります。
信用規制については、常に注視しておく必要があります。

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