初心者のための株取引入門ガイド>信用取引の決済方法とは

信用取引の決済方法とは

信用取引の決済方法には、いくつかの方法があります。

信用取引には、お金を借りて新規に買いの注文を出す「買い建て」と、株券を借りて新規に売りの注文を出す「売り建て」があります。

信用取引の決済方法は「買い建て」「売り建て」によって、それぞれ違う決済方法があります。

【買い建て(信用買い)の場合の決済方法】
信用取引の「買い建て」の決済方法は、2種類あります。

●返済売り(売り返済)
信用買いをした場合の決済方法のひとつに、反対売買があります。
返済売りとは、買い建てした株券を売って決済をすることです。

投資家は、反対売買をした差額から諸費用(金利など)を減じた分が、利益(あるいは損益)となります。

●現引き
現引きとは、信用買いで購入した株券を、そのまま現金を支払って現物株として引き受けることを言います。

現引きは、引き受けるときの株価がいくらであっても、買い建てした当時の株価代金を支払うことになります。
これで、借りたお金を返却することになるのです。

「現引き」は、決済期日以降も株券を持続して持っていたい場合などに利用できる決済方法です。

【売り建て(信用売り)の場合の決済方法】
信用取引の「売り建て」の決済方法は、2種類あります。

●返済買い(買い返済)
信用売りをした場合の決済方法のひとつに、反対売買があります。
返済買いとは、売り建てした株券を買い戻して、決済をすることです。

投資家は、反対売買をした差額から諸費用(貸株料など)を減じた分が、利益(あるいは損益)となります。

●現渡し
現渡しとは、同銘柄の株券を自分で購入し、現物株を返却するという決済方法です。
借りた株を、株で返すということです。

「現渡し」は、投資家が元から保有していた株を信用売りしていた場合にも利用できる決済方法です。

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