初心者のための株取引入門ガイド>信用取引の金利について

信用取引の金利について

信用取引を行うためには、金利について理解しておかなければなりません。
なぜなら信用取引とは、お金や株券を借りて行う取引であるからです。

借りたものに対する利息を支払う必要があります。

信用取引は、借りた期間に対しての金利「日歩(ひぶ)」がついてきます。
日歩(ひぶ)は、各証券会社ごとに金利の設定をしています。

建玉が長期間に及ぶと利息が高額になる場合もありますので、信用取引の金利については、日々、忘れないようにしましょう。

信用取引の金利には、「買い方金利」と「売り方金利」があります。

●買い方金利とは・・・
信用取引は、自己投資金額よりも高額な取引を行うことができるので、株券を購入する際にお金を借りることになります。

株を買うときに必要な金利、「買い方金利」は、一般的に年率2〜3%の証券会社が多いようです。

●売り方金利とは・・・
信用取引において「信用売り」をするときの金利は、少し複雑な経過をたどります。

信用売りをする場合、株券を借りるということになります。
その借りる株券は、株券を保有している株主 → 証券金融会社 → 証券会社 → 投資家という順序で貸し出されます。

信用売りで投資家が売った株券の代金は、担保として証券金融会社に預けられています。
証券金融会社は担保として預かっているお金を、「売り方」と逆の立場である「買い方」に貸し出しているのです。

お金を借りている「買い方」には金利による利息が発生します。
すると、買い方の金利分の利息 → 証券会社 → 証券金融会社という順序で、戻っていきます。

証券金融会社が融資したお金 = 売り方の売却代金であることから、要するに、信用取引の金利は買い方が売り方に支払っていると言えるのです。

しかし現実には、証券会社が金利を設定していることから、ほとんどの証券会社は「売り方金利」を0%に設定しています。

ただし、信用売りをする場合「売り方金利」は0%ですが、貸し株料という株券を借用するための費用が必要となります。

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