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グランビルの法則とは

グランビルの法則とは、ウォール街の通信社で元々記者をしていたジョセフ・E・グランビル氏が考え出した法則で、移動平均線とローソク足の相対関係を見ることにより、株取引を売買するタイミングを見つけていくチャート分析の一種です。

グランビルの法則の見方として、以下のような「買い」シグナル・「売り」シグナルがあります。

【買いシグナル】
●下降していた移動平均線が反転して上昇する兆候が現れ、その後、株価が移動平均線を上向きに抜けたときが「買い」サイン

●移動平均線が上向きで上昇中のとき、一時的に株価が移動平均線を下回った直後、ふたたび移動平均線を上抜いてきたときが「買い」サイン

●移動平均線が上向きで上昇中のとき、一時的に株価が下降したが、移動平均線をを下回ることなく、ふたたび株価が上向きで上昇してきたときが「買い」のサイン

●株価が移動平均線から下に大きく離れた位置にあるときが「買い」のサイン

【売りシグナル】
●移動平均線が上向きのとき、株価が移動平均線から上に大きく離れた位置にあるときが「売り」サイン

●上昇していた移動平均線が反転して下降する兆候が現れ、その後、株価が移動平均線を大きく下に抜けたときが「売り」サイン

●移動平均線が下向きで下降中の場合、一時的に株価が上昇し、移動平均線を上抜いたものの、すぐ再び移動平均線を下回ってしまった場合が「売り」のサイン

●移動平均線が下向きで下降中のとき、一時的に株価が上昇したが、移動平均線を上抜くことなく、ふたたび株価が下落してきた場合は「売り」のサイン

グランビルの法則は、株価と移動平均線の位置関係を見ていくチャート分析ですが、必ずしも株価がこの通りに推移するということではなく、その時点での相場環境などにより違った動きをする場合があります。

株取引においては場数が重要だと言われている通り、いろいろな相場のパターンを経験し、自分なりの株式投資方法を見つけていくようにしてください。

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