移動平均線でチャート分析する場合、ゴールデンクロスとデッドクロスといわれる交差(クロス)があります。
まず各期間別チャート〔分足・日足・週足・月足など〕に表示されている「短期」と「長期」の移動平均線に注目します。
これらの短期と長期の移動平均線が交差(クロス)している場所を、上昇シグナルまたは下降シグナルと予測することができます。
●ゴールデンクロスとは
期間が短い方の移動平均線が、期間が長い方の移動平均線を下から上に突き抜けることです。
ゴールデンクロスが現れると、相場は上昇トレンドとみなされ「買いのサイン」だと言われています。
●デッドクロスとは
期間が短い方の移動平均線が、期間が長い方の移動平均線を上から下に突き抜けることです。
デッドクロスが現れると、相場は下降トレンドとみなされ「売りのサイン」だと言われています。
ただし、ゴールデンクロスが現れても、その後の株価が必ず上昇するとは限りません。
また、デッドクロスが現れても、株価が必ず下降するとは限りません。
ゴールデンクロスになってから株価が上昇する確率、あるいは、デッドクロスになってから株価が下降する確率は、40〜60%程度という噂もあります。
そのため、ゴールデンクロスとデッドクロスをそのままを信用することは控えた方がよさそうです。
他にもいろいろなチャートの種類がありますので、それぞれのテクニカルチャートを駆使し、自分なりの相場判断ができるようになることが重要です。
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