初心者のための株取引入門ガイド>ローソク足の見方

ローソク足の見方

ローソク足の前後関係を見ていくことで、株価動向の予測をすることができます。

ローソク足の組み合わせは幾通りもありますので、代表的なローソク足の種類や組み合わせを記していきます。

【包み足(つつみ足)】
包み足は、別名「抱き線」ともいいます。

包み足とは、短い陽線(小陽線)が現れた直後、長い陰線(大陰線)がその陽線を全て包み込んでしまうというパターンです。
これを、「陰線包み足(抱き陰線)」といいます。

反対に、短い陰線(小陰線)が現れた直後、長い陽線(大陽線)がその陰線を全て包み込んでしまう形も同じく包み足であり、これを「陽線包み足(抱き陽線)」といいます。

先に現れるのが短い陽線・短い陰線ではなく「寄り引き同時線」でも、次の長い陰線・長い陽線に包まれていれば、同じく包み足とみなします。

寄り引き同時線とは、ローソク足の実体がなく十字などの線で表されるローソク足のこと。十字線・トンボ・トウバといわれるローソク足の形がある。

包み足を使った相場の判断は、以下の通りです。

●買いのサイン
安値圏で「陽線包み足」が現れたとき
下降トレンドが長く続いた後に「陽線包み足」が現れたときは、「抱き線の一本立ち」と呼ばれ、重要な買いサインとなります。

●売りのサイン
高値圏で「陰線包み足」が現れたとき
上昇トレンドが長く続いた後に「陰線包み足」が現れたときは、「最後の抱き線」と呼ばれ、重要な売りサインとなります。

【はらみ足】
はらみ足とは、長い陽線(大陽線)が現れた直後、その値幅の中に入る大きさの短い陰線(小陰線)が現れるというパターンです。

逆の場合は、長い陰線(大陰線)が現れた直後、その値幅の中に入る大きさの短い陽線(小陽線)が現れるというパターンで、これも同様にはらみ足と呼びます。

後のローソク足が、小陰線や小陽線ではなく「寄り引き同時線」の場合は、トレンドの転換点にあると言われています。

はらみ足は売り買いが拮抗している場合によく出現するため、つぎのトレンド転換の予測をするのに用いられています。

【星】
星とは、長い陽線(大陽線)が現れた直後、上値の離れた場所に小さな陰線・十字線が出現するパターンです。

逆に、長い陰線(大陰線)が現れた直後、下値の離れた場所に小さな陽線・十字線が現れるのも星のパターンです。

星が出現すると、相場が反転することが予測されます。

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