ローソク足とは、相場の動向・売買のタイミングを予測するためのチャートです。
ローソク足は、それ一本で株価の「始値(はじめね)」「高値(たかね)」「安値(やすね)」「終値(おわりね)」を把握することができます。
●始値とは・・・取引が成立した最初の株価のこと
●高値とは・・・一定期間内で最も高い株価のこと
●安値とは・・・一定期間内で最も安い株価のこと
●終値とは・・・取引が終了した最後の株価のこと
このローソク足の「本体(実体)」の長さや、上下に伸びる「ヒゲ」の長さを見ることで、株価の傾向を読み測っていくのです。
●実体とは・・・始値と終値の間の範囲をいいます。
「陽線」とは、始値より終値が上昇した場合に白く表示される部分です。
「陰線」とは、始値より終値が下降した場合に黒く表示される部分です。
●ヒゲとは・・・実体の上下の伸びている線をいいます。
「上ヒゲ」とは、上に伸びている直線のことです。上ひげの先端は高値となります。
「下ヒゲ」とは、下に伸びている直線のことです。下ひげの先端は安値となります。
ローソク足は一定期間別に表示されることが多く、主に以下の期間別に分けて表示されます。
●分足・・・分ごとの株価の変動を表すローソク足です。
1分足〜5分足、15分足、30分足、1時間足などもあります。
●日足・・・1日ごとの株価の変動を表すローソク足です。
●週足・・・1週間ごとの株価の変動を表すローソク足です。
●月足・・・1ヶ月ごとの株価の変動を表すローソク足です。
●年足・・・1年ごとの株価の変動を表すローソク足です。
「陽線が多いときは上昇トレンドであり、陰線が多いときは下降トレンドである」といえます。
ローソク足の前後関係を見ていくことにより、今後の相場の傾向を予測し株取引に役立てることができます。
ローソク足は、株取引を行う上で基本といえるチャートなのです。