初心者のための株取引入門ガイド>株式売買代金の決済方法とは

株式売買代金の決済方法とは

株取引を行う場合、通常は証券会社などで口座を開設します。

初めて株を購入する場合は、あらかじめ購入したい株式の買付代金・手数料・消費税などの必要金額を口座に入金しておく必要があります。

口座の残高が不足していると、株の売買が成立しません。

2回目以降は、売買成立日を含めた「4営業日目」に買付代金などが決済されます。
決済することを「受渡し」、4営業日目の決済日のことを「受渡日」といいます。

営業日とは、証券会社が営業している日を指しますので、証券会社の休日は含まれません。

株を購入した場合は受け渡し日に口座から引き出され、株を売却した場合は受け渡し日に売却代金が口座に振り込まれます。

証券会社に直接注文を出して株を購入した場合は、その代金は4営業日目までに入金すれば良いことになります。

しかしインターネット株取引の場合、代金は「完全前受け制」となっていますので、注意が必要です。

また、通常の売買成立日の場合は受渡日は4営業日目なのですが、配当落ち日・権利落ち日の約定の場合、受渡日は「5営業日目」となります。

配当落ちとは、配当を受ける権利がなくなることです。

株主として配当を受け取るためには、権利確定日である決算日月末時点で株主である必要があります。

決算日月末時点で株主であるためには、「権利付き最終日」の大引けに株を保有している必要があります。
その翌日が配当落ち日というわけです。

たとえば、決算月月末が31日金曜日のとき、権利付き最終日は27日月曜日、配当落ち日は28日火曜日となります。

また、権利落ちとは株式分割や増資などの新株所得の権利がなくなることです。

スポンサードリンク
スポンサードリンク
RSS1.0  |   RSS2.0  |   ATOM  |   プライバシーポリシー  |   お問い合わせ
livedoor Readerに登録   Bloglinesに登録   Add to Googleに登録   はてなRSSに登録   My Yahoo!に追加   Rojoに登録