初心者のための株取引入門ガイド>注文できる株価範囲とは

注文できる株価範囲とは

株の売買注文をする場合、注文できる株価には制限範囲があります。

株の取引には、「呼値(よびね)」「値幅制限」「特別気配の更新値幅」についての知識が必要です。

呼値とは、株価の単位の刻みのことです。
株を売買できる価格は、株価水準によって一定の間隔で定められています
呼び値は銘柄によって異なり、取引されている時点の株価によって決定されます。

株の売買で指値注文を出す場合、呼値単位で価格を指定する必要があります。

また、株価には1日の価格変動幅が設定されています。
株価の変動が大きい場合、値幅を制限し市場の過熱を抑えるためです。
※マーケットメイク銘柄には、値幅制限はありません

値幅制限とは、前日の終値から上限下限を一定範囲に制限することです。

値幅制限の上限を「ストップ高」、値幅制限の下限を「ストップ安」といいます。

ストップ高・ストップ安となり、大引けにおいて成行注文でも取引が成立しなかった場合は、「比例配分」となります。

比例配分とは、約定しなかった注文を証券取引所が各証券会社に対して、注文数量に比例した数の株を配分することです。

配分された株は、それぞれの証券会社のルールに従って、抽選などで注文している顧客に振り分けられることになります。

また、株価には「特別気配」という仕組みがあります。

特別気配とは、更新値幅に従って株価が更新される場合のことをいいます。

株が急激に買われて売り手がいなくなり、株の値段がつかなくなった場合は、「特別買い気配」となります。

この場合、株価をいきなり高騰させるのではなく、更新値幅に従って少しずつ株価を上げていきます。

逆に、株が大量に売られて買い手がいなくなり、株価がつかなくなったときには、「特別売り気配」となり、特別気配の更新値幅にしたがって、少しずつ株価を下げていくことになります。

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