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単元株とは

単元株とは、株式の売買における最低単位のことで、株は銘柄ごとに売買単位が決まっています。

単元株の種類には、1000株・500株・100株・10株・1株などがあります。

新聞などに載っている株価は1株単位ですが、証券取引所においては単元株ごとに売買しているので、株の売買注文は単元株の整数倍の株数で注文します。

株には「単元株制度」があり、株券を発行する企業が売買単位を設定することができます。

昔の単元株を制限していた法律のなごりで、現在も1000株単位の銘柄が多いのですが、制限が緩和されたことにより、売買単位を小さいものに変更する企業が出てきました。

売買単位である単元株を小さくすると、以前より少ない資金でその銘柄の株式を購入することができます。

株は本来、単元株の単位で取引されるものですが、「株式ミニ投資(ミニ株)」を利用することによって、さらに少ない金額で株式投資をすることができます。

ミニ株投資とは、1995年から開始された投資システムで、単元株の10分の1の単位で売買することができます。

ただし、単元株が1株の銘柄については、それ以上分割することができないため、取引することはできません。

ミニ株の取引は、単元株の原則を例外化したものであるため、売買数や株主の権利などに関して制限があります。

さらに、ミニ株よりも少額で株式投資ができる「ポケット株投資」があります。

ポケット株投資とは、1単元に満たない「単元未満株」が取引できるのですが、正式な株式を売買するのではなく「カバードワラント」を売買します。

カバードワラントとは、一定期間にあらかじめ定められた価格で株式を売買する権利のことです。

カバードワラントの市場は一般の株式市場とは違っており、かつ、株価の変動以上にカバードワラントの価格が大きく変動するため注意が必要です。

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