証券会社の選び方については、投資家が悩むところだと思います。
金融ビッグバンにより株取引に生じる委託手数料が自由化されたため、証券会社ごとにサービス内容に違いがあります。
一般的には、手数料が高い証券会社はサービスが良く、手数料が低い証券会社はサービス面で不安がある場合があります。
証券会社のサービスを比較検討して、口座を開設していきましょう。
ここでは初心者向けの証券会社の選び方について、考察したいと思います。
【初心者の証券会社の選び方】
株式を売買する初心者にとっては、株取引に対する不安や疑問を解消してくれる「総合証券会社」が良いでしょう。
総合証券会社とは、「委託売買業務」「引受業務」「募集・売り出し業務」「自己売買業務」という4種類の業務について金融庁からの免許を取得しており、かつ、資本金100億円以上の証券会社のことをいいます。
身近に支店や営業所があり相談できるサービスなどが充実している会社で、大手証券会社の野村証券・大和証券・日興コーディアル証券が総合証券といえます。
総合証券会社の特徴は、以下の通りです。
●営業マン・カウンターレディーなどの人数が多い
●支点・営業所などの店舗数か多い
●相談窓口サービスが充実している
●委託手数料が比較的高い
●金融商品の種類が多い
などです。
総合証券会社は、「自己売買業務」という証券会社が株の売買を行い利益を上げるための「自己売買部門」があるため、多くの情報を持っていると考えられます。
投資レポートがあったり、優秀なアナリストが情報分析をしてくれたりと、手数料が高くても安心して株の取引ができる要素が多いのが総合証券会社です。
※1998年の証券取引法改正により業務の免許制が廃止され、登録制となりました
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