初心者のための株取引入門ガイド>東京証券取引所の上場基準とは

東京証券取引所の上場基準とは

上場基準証券取引所によって多少の違いがありますが、主な審査項目は以下の通りです。

●上場株式数
●株主数
●純資産額
●会社設立後の年数
●近年の利益額
●業績の推移
●財務体質
●会社経営の透明性
●会社経営の適法性
●事業の将来性
●企業内容などの開示など

東京証券取引所など、1部と2部がある場合、1部の上場基準が厳しくなっています。
しかし、まず2部上場を果たし1部の基準に達することができれば、段階的に東証1部に上場することも可能です。

また、逆に東証1部の基準が満たせなくなると、東証2部への指定替えになることもあります。

東京証券取引所第1部の主な上場基準は、次のとおりです。

●上場株式数
10万単位以上

●株主数
発行済株式数が3万単位未満の場合・・・2,200人以上
発行済株式数が3万単位以上20万単位未満の場合・・・2,300人+1万単位ごとに100人を加算
発行済株式数が20万単位以上の場合・・・4,000人+2万単位増すごとに100人を加算

ただし最近の投資単位が、以下の場合は
(1)10万円以上50万円未満の場合、上記の所要株主数の半数(2,200人)を下限
(2)10万円未満の場合、2,200人以上
となる。

●株主資本(純資産)の額
直前年度末において10億円以上(連結)
※ただし、単体で負でないこと

●事業継続年数
3年以上

●利益の額(連結)
次のいずれかの基準を満たすこと
2年前は1億円以上、直前期…4億円以上
3年前は1億円以上、直前期…4億円以上、かつ、最近3年間の利益の総額が6億円以上

東京証券取引所の上場基準は、「東証第1部上場要件」以外にも「東証第2部から第1部への指定替え基準」「東証第1部から第2部への指定替え基準」など、さまざまな審査条件があります。

企業は「上場廃止」とならないように、常々誠実な経営を続けていく必要があります。

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