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グリーンシートとは

グリーンシートとは、非上場会社の株式を売買する制度のことで、1997年7月に日本証券業協会が制度化しました。

グリーンシートは、投資家が未公開株を購入することができる方法の1つです。
また、非上場会社が株主を募集するための仕組みであり、銘柄はおよそ90社程度となっています。

グリーンシート銘柄は、将来的に東京証券取引所や新興3市場などに上場する可能性のある会社の株に対して、上場前から投資することができるのが特徴です。

グリーンシートでは上場基準のような審査はなく、未公開企業が日本証券業協会に申請するだけで利用できます。

証券会社は、未上場会社の未公開株式の気配値(取引価格)をグリーンシート(緑色の表)に記載し、定期的に店頭に表示します。

投資家は証券会社の店頭で、グリーンシートの未公開株式を購入することができます。

グリーンシート銘柄は、銘柄によって取り扱っている証券会社が違います。
したがって、銘柄によっては自由に取引したり、注文することができません。

さらに、証券取引所ではなく証券会社による取引となっているため、同じ株を同じ時間に売買しても、銘柄の価格が違っていることがあります。

また、グリーンシートの銘柄は、未上場会社の株式ということもあり、株価の値動きも激しく、会社の経営が不安定となった場合は破たんする可能性もあります。

グリーンシートは、新興市場よりも変動が大きく、個人投資家にとっては難しい市場といえるので、損失回避の対策をしっかり行う必要があります。

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