初心者のための株取引入門ガイド>株主の権利とは

株主の権利とは

株式を株取引などで売買し、株券を譲渡された人を株主といいます。

しかし、株券を持っているだけではまだ正式な株主ではなく、株券の「名義の書き換え」が必要です。

株券名義の書き換えとは、株式会社の株主名簿に名前が記載されることです。
会社の株主名簿に名前が載ってはじめて、株主の権利を得ることができるのです。

株主の権利は商法で定められており、以下のような権利があります。

●配当金の受け取り
株式会社が利益を得ると、1株あたりいくらかの配当金を受け取ることができます。
ただし、企業の業績が悪いと無配(無配当)といって、配当金が0円の場合もあります。

●増資の引き受け
株式分割により新株を受け取ること。
株式会社が増資する場合、無料または有料で新しく発行される株式を受け取る権利があります。

●株主総会
株主総会に出席し、会社の経営に対して意見を述べることができます。
また、役員の改選や決算案など、会社での重大な決定において、採決に参加することができます。

●株主優待制度
株主に対して、会社から何らかの優待を受けることができます。
株主優待のない会社もあります。

●残余財産分配権
会社が解散した場合、残りの財産を分配してもらう権利です。

●帳簿閲覧権
一定の株数以上の株主に与えられる権利で、情報の公開を求めることができ、会社の帳簿を見ることができます。

最も多くの株券を持っている株主のことを「筆頭株主」といいます。

筆頭株主は、株主総会の採決において多大な力を持ち、企業の経営方針に対して主張したり、取締役や監査役に対する解任要求の権利を有します。

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