投資家とは、株を通じて企業に投資する人のことを言います。
投資家の種類はさまざまですが、大きく分けると以下のように分類できます。
●個人投資家
個人投資家とは、サラリーマン・OL・主婦などの一般の人のことを指します。
主に小口取引をする人を個人投資家と呼びますが、中にはデイトレーダーなど短期売買で多くの利益をあげる人もいます。
近年インターネットが発達し、ネットオンライントレードや携帯電話で株式トレードができるようになりました。
また、オンライントレードが可能な証券会社も増加し、株取引に伴う売買手数料も安くなるなど、一般の投資家が株式投資をしやすい環境になりました。
個人投資家は、全体的に保守的で、1つの銘柄を長期間持っている傾向があります。
●機関投資家
機関投資家とは、銀行・保険会社・投資信託・年金基金・一般企業の財務部など、金融投資を業務としている法人のことです。
機関投資家が投資しているお金は、他人から預かったものであるため、株取引を行っているのはプロのトレーダーです。
中には「仕手」といって大きく利益を得るために、いろいろな手段を用いて取引をする団体もいます。
機関投資家は大口取引が多く、いろいろな銘柄を分散して持つことにより、大きな損失を回避し、確実に利益を得る方法で売買をしています。
●外国人投資家
外国人投資家とは、欧米や中東などの投資信託・銀行・年金基金・富豪などをいいます。
外国人投資家は大口取引が多く、投機的な取引を行い、高い利益を狙っています。
目標を定めた銘柄に対して大量の資金を流入させ、利益が出ると大量に売り、株価を大きく変動させる性質を持ちます。
外国人投資家の動向は、相場全体を動かす力をもっており、注目する必要があります。
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