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金融ビッグバンとは

金融ビッグバンとは、銀行・信託銀行・保険会社・証券会社などの金融関連業界において、それぞれの業種の垣根が取り払われ、政府や業界団体からの規制もなくなり、新しい金融業界として生まれ変わるということです。

従来は、業種ごとに以下のような規制が設けられていました。

【証券会社】
●株式の委託販売
●投資信託
●引受業務
●募集・売り出し業務など

【銀行】
●預金
●決済機能など

【信託銀行】
●信託商品(貸付信託など)

【保険会社】
●生命保険
●損害保険など

金融ビッグパンによって、それぞれ別の分野の業務にも携わることができるようになりました。

証券会社において、金融ビッグバンによって新たに取り扱いが可能となったものがあります。

●証券総合口座
証券総合口座とは、銀行口座と同じように利用できる証券会社用の口座のことです。

証券総合口座は1997年10月から利用可能となり、銀行の総合口座と同様に「預入・引出・支払」を行うことができます。

銀行の普通預金と似ているのが「MRF(マネー・リザーブ・ファンド)」で、1円単位の入出金が可能であり、MRFの残高を利用して株式・債券・投資信託を購入することができます。

●ラップ・アカウント(ラップ口座)
ラップ・アカウントとは、証券会社が手数料をもらって、投資家から預かった資産を最適と思われる組み合わせでポートフォリオを作成し、運用するというものです。

投資家は、自分の持つ資産・家族構成・人生設計などのデータや運用に関する要望を証券会社に伝えます。

そうすることにより、適切な資産運用の配分を証券会社が決めてくれるのです。

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