株の種類は、大きく分けて2種類あります。
投資家が自由に買うことのできる株式と、投資家が自由に買うことのできない株式です。
一般の投資家が購入できる株を「上場株式」、一般投資家が購入できない株を「未上場株式」といいます。
●上場株式とは
投資家が購入できる株で、「上場銘柄」のことです。
上場銘柄とは、証券取引所において取引できる株のことです。
上場銘柄にするためには、株式会社が株式を「上場(じょうじょう)」する必要があります。
上場とは、企業が一定の審査にパスした後、証券取引所にて自社の株式取引を許可されることです。
●未上場株式とは
未上場企業の株式のことで、「未公開銘柄」のことです。
証券取引所に上場していないので、一般投資家には株の取引をすることができません。
しかし、上場銘柄がずっと上場銘柄であり続ける訳ではありません。
未上場株式の場合、未上場企業が証券取引所に上場を申請し、許可されれば「上場銘柄」となります。
しかし、上場銘柄になっても、業績不振により証券取引所の上場銘柄の条件から外れてしまったり、投資家の信頼を失うような行動をした場合などは、証券取引所から「上場の廃止」を言い渡されることがあります。
「上場銘柄」であり続けるためには、上場企業が投資家に対する信頼を失わず、健全な経営を行っていく必要があるのです。
上場銘柄の株取引は、証券会社にて可能です。
証券会社は、株式取引の仲介をしてくれる「仲買人」といえます。
2004年12月には、証券会社以外にも銀行で株取引が行えるようになりました。
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