株式投資とは、預貯金・保険と同じ金融商品の一つです。
預貯金は現金を預けて利子を受け取り、保険は生命や危機に備える目的で補償を得るためのものです。
株式投資をすることにより、株主には以下の利益が発生します。
●配当金
配当金とは、株式会社が事業に成功し利益を得た場合、株主に見返りとして支払われるお金のことです。
無配(配当金がでないこと)の場合もありますが、1年に1〜2回程度の配当金を受け取ることができます。
●株式分割
株式分割とは増資をするための方法の一つで、株券を一定の割合で無料あるいは有料で増やしてもらうことができます。
分割されて増加した株式にも配当金がつきます。
●差益を得る
株式は時価で取引されています。
そのため、株取引をして購入時の株価よりも売却時の株価が高ければ、その分が差益となります。
株式を持っているだけで得ることができる利益のことを「インカムゲイン」といいます。
配当金や株式分割は、インカムゲインということができます。
株式を売却して得ることのできる利益を「キャピタルゲイン」といいます。
株式の売買取引をすることで発生した差益は、キャピタルゲインということができます。
本来の株式投資とは、株主として企業に出資し、資本家として企業経営に参加して企業を大きく成長させてゆき、その上で利益を得ることなのでしょうが、今現在ほとんどの人が差益を得ることが株式投資の目的としてます。
「インカムゲイン」「キャピタルゲイン」の反対語を「キャピタルロス」といいます。
株式の売買取引で損をしたり、投資している株式会社が会社更生法や民事再生法などを申請し、倒産した場合などは「キャピタルロス」となります。
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